記憶の整理

大学の講義やコース、オーストラリアでの生活に関するブログ

【旅行】アデレード旅行まとめ

時間が過ぎるのは早いもので、気が付けばアデレード旅行に行ってからすでに一月以上が経過していました。早く書こう書こうとは思っていたのですが、テストや課題の締め切りが続いたこともあり、なかなか時間が作れず、今に至るわけであります。(旅行中に酔って書いたメモが消えてしまったりと、やる気をなくす出来事があったのも理由の一つだったりします。)

(空港にあった広告、面白い自己啓発

 

アデレードという町は(街と書くべきか、、、)はブリスベンに比べてもかなり小さめの町でこれが州都なのか、と少し驚いてしまうレベルでした。ただウィリアムライト氏が考案した都市計画に沿って建設されたらしく、CBDの周りが緑(公園)に囲まれているなど、ブリスベンとは違った居心地の良さもありました(一瞬そう思いましたが、治安が若干悪い感じがあったので、やっぱりブリスベンがいいです)。

郊外に出ても低い建物が多く、ブリスベン郊外のイプスウィッチに行った時の記憶が蘇ってきましたが、よく考えれば、ブリスベンとは気候が全く違うので、家の様式が異なっているのも当たり前でした笑(ブリスベンの伝統的な家は高床式のようなものが多く、実際は平屋なのに、一見二階建てに見える)

 

というわけで、合計で3泊4日旅行したので、主に活動した二日目以降をまとめていきたいと思います。(一日目は夕方到着(ジェットスター)だったので、ちょっとCBD見てみて回ることくらいしかできませんでした)

 

 

バロッサバレー/Barossa Valley

オーストラリアといえばワイン、ワインといえばバロッサバレー。オーストラリアの超有名ワイナリー、ジェイコブズクリークやペンフォールズのワイナリーがあったりします。しかし、バロッサバリーまでは車で一時間程度かかり、公共交通機関などを乗り継いでいくのも非常に大変(というかワイナリー巡りはできないんじゃないか?)

今回、僕が利用したのが、昼・試飲付きの日帰りワイナリーツアー、Taste the Barossa (139ドル/人)です。

tastethebarossa.com.au

あまり下調べをしている時間もなかったので、Trip Advisor で評価の高かったこのツアーに参加してみました。

出発は朝の九時、ピックアップしてくれる場所はいくつかありましたが、ホテルに泊まっていたわけではなかったので、分かりやすそうなコーチステーションで拾ってもらうことにしました。

念のため、30分前について待っていたのですが、時間になってもなかなかバスは現れず、置いていかれたのではないか、場所が間違っているのではないか、とドキドキしつつ待つこと約40分、待ち合わせの時間に5分ほど遅れてバスが到着しました。(遅れるなと言っておきながら自分が遅れるとは、、、)

その後、いくつかの場所で何人かピックアップをし、ついにバロッサバレーに出発しました。

南オーストラリア州ブリスベンと違いかなり乾燥しており、水不足に備えて、郊外にいくつものダムがあるそうです。途中でその中の一つに寄りました。ダムと言っていたのですが、日本の発電用のものとは違い、こちらは完全に貯水用。滝のように水が流れ出るポイントもなく、ただの壁があったのには正直驚きました。またこの壁は囁きの壁(the whispering wall)とも呼ばれており、片側で囁いたことが反対側にまで普通に話されているように聞こえました。

その後しばらくすると本格的にブドウ畑が一面に広がるようになり、ついに一軒目のワイナリーに到着。

美しい建物でも有名なシャトー・ヤルダラ。試飲では6種類ほどのワインを飲みました。珍しい赤のスパークリングがあることでも有名で、味も炭酸の影響か赤ワインなのにかなりさっぱりしているように感じました。値段も一本40ドルとそこまで高くはなかったです。どれもかなり美味しかったのですが、飛行機に持ち込めない以上、買うことはかなわず、残念な思いを抱えながら次のワイナリーへ。(オンラインで注文して届けてくれるスタイルらしい)

次に行ったワイナリーはピーターリーマン。

試飲できるワインをプリントして一覧にしてくれてる位しっかりとしたワイナリーで、フラッグシップワインの一本100ドルするワインも試飲することができました。ただ、個人的に一番好きだったのは、ブラッククイーンというこちらも赤のスパークリング。シラーズなのにシラーズっぽくない感じがやはり好きでした。

食事はこちらのワイナリーで取りました。

内容は写真にあるようにサラミやチーズなどワインと合いそうなおつまみだらけ、自分でワインを購入すれば飲むこともできたので、購入すればよかったと後悔、、、

ただ、一度の食事で全部飲めるわけもなく、また、これから後二軒のワイナリーに行くことを考えると、ここで飲みすぎるわけにもいかず、美味しいおつまみだけを食べて次のワイナリーへ。

次のワイナリーはピーターリーマンと非常に近いラングメイル。足に病気を抱えている人以外は歩いて向かいました。

(途中にあったブドウ畑)

こちらの建物で試飲させていただきました。

やはりオーストラリアということもあり、こちらのワイナリーの主力も赤、特にシラーズが勢ぞろい。畑ごとのワインがいくつかあり、どれも飲みましたが、あまり大きな違いは感じられませんでした。ただ、値段はかなりお手頃で、どれも30-40ドル近辺。今回行ったワイナリーでは唯一アマゾンで手に入るワインを醸造していました。

 その中でも自分が好きだったのがこのバレーフロア、谷の低い部分にある畑でとれたブドウから作っているためこの名前になったそうです。

ここでは他のワイナリーよりもかなり長い時間を過ごしていたような気がします。

ツアー参加の皆さんが満足したところで、最後のワイナリーへ。

こちらリンゼイワインエステートというかなり新しいワイナリーらしく、他のワイナリーで働いていた二人の男性が独立して作ったらしいです。

ここまで来た頃には今までの試飲で酔いもかなり回っており、また疲れもかなりたまっていたため、あまり何を飲んだか覚えていません。

ただ、どれもやはり美味しかったということだけは覚えております。

最後に昔の金持ちが植えさせたという並木を見てアデレードに向かいました。

正直、139ドルも払っちゃってもったいないな、と行く前は思ってましたが、終わってみればかなり楽しい旅行になりました。

他にもいろいろツアーはありますが、アデレードに行ったらバロッサに行くのは非常にお勧めです。

 

市内巡り・グレネルグ

アデレードは比較的小さい町ということもあり、市内巡りはそこまで時間がかかりませんでした(場所を知らなかっただけかも)

 

アデレードオーバルや教会を見て、植物園に向かいました。

ここまでくると、あまり強い印象が残ってないため、記憶がかなりあいまいです。

しかし、教会の町と呼ばれるだけのことはあり、いたるところに教会があったのには驚きました。ブリスベンにはそこまでないので(多分)。

アデレードの中心地というノーステラスを一通り歩いたのち、宿へ戻り、最終日、グレネルグに備えて寝ることにしました。

翌日、早朝にさっそくグレネルグへ出発。しかし、行ってみるとビーチや歴史的な建物が少しあるだけで、バックパッカー状態の自分には楽しめるものが少なく、荷物が重いため一人ウォークラリーをすることもかなわず、あきらめてビーチで少しぼーっとしたのち、何か面白いものがある可能性に賭けてアウトレットモールへ。しかし、期待していたAFLグッズはほぼなく、これなら市内のrebelで去年のポロシャツを買っとくべきだったと後悔。仕方がなく、かなり早めに空港へ向かいました。

もちろん空港でやることは特にありませんでしたが、これまで2回も飛行機に遅れているため、逆に良かったのではないかと思い直し、ブリスベンへの帰路につきました。

 

今回の旅行は多分に漏れず行く直前はめちゃくちゃ憂鬱でしたが、いざ行ってみると非常に良かったです。

一人旅って若干寂しいけど、柔軟性を考えると最強だと思います(食事とか適当でも大丈夫だし)。

今度はキャンベラかダーウィンないしケアンズに行ってみたいんだけど、キャンベラは格安航空がないからな、、、

期末試験もなぜか後半に全部固まって三日連続であるし、この冬どこかに行くのは厳しそう。いや、今のうちに内陸に行く準備しておくのもありかもしれません。

それでは。